その前に、久しぶりに新たに『窓辺の風 宮城谷昌光文学と半生』を読んで、ふと一番初めに小説を読んだときのことを思い出しました。


初めて本を読んだのは、中学生の夏休みの宿題で読書感想文を書かなければいけなくなって、本屋に行って、なるべくページ数が少ない小説を探していたら、ヘミングウェイの『老人と海』という小説があり買って読んだのが初めての読書だったのを覚えています。


たしか『老人と海』は、漁師のじいさんとカジキマグロとの激闘の話だったと思います。
よくあの当時に読んだなぁ~と思います。


それから、学生の時に挫折をするまで、小説や本は読んでなかったことを思い出しました。


また、少しずつ本も読んでいきたいと思っています。



前に書いた日記
宮城谷昌光 著 『窓辺の風 宮城谷昌光文学と半生』
https://hosoken1257.diarynote.jp/202010031836519896/


宮城谷昌光 著 『太公望』上・中・下巻
https://hosoken1257.diarynote.jp/202009202015124807/



久しぶりに本を読もうと思って、家にある読んでない本を読もうかと思っていた時に、Amazonで、久しぶりに本の検索をしていたら、宮城谷昌光さんの『窓辺の風 宮城谷昌光 文学と半生』いう自叙伝があったので、宮城谷昌光さんは好きな作家でもあるし、少しは知っていたけど、具体的には知らなかったので読みたいと思って買って読みました。


この本は、タイトルを見てもわかると思うけど、宮城谷昌光さんの自叙伝が書かれています。
第1章~第3章までに分かれていています。

第1章は、時代の証言者で、宮城谷さんが生まれてから2015年までのことが書いている。
これは、ロング・インタビューを文章にしたみたいです。

第2章は、おまけの記では、時々のエピソードなどを具体的に書いています。
そこには第1章のページが書いてあり、その部分の補足をしています。

第3章は、未発表作品
これは、デビュー前の高校生や大学生や25歳の時に書いた小説が収録されている。


宮城谷昌光さんは、写真やクラシックの音楽が好きなことや競馬や中国古代の勉強だったりしながら、遅咲きの45歳で商業デビューした。

遠回りしたことは、その時はわからなくても全部意味があることだし、無駄はないし、それがあったからこそ力になっているし、活かされていることを学びました。

この自叙伝を通して、いろいろなことを教えられました。



最後に、第2章のおまけの記 2『石の亀』には、


『他人のためになにもしなかった者が、他人になにかをしてもらえるはずがない。』(P101の9行目~10行目まで、抜粋)


という部分が心に残っています。

ここ数年、バタバタしていて、本を読んでなかったのだけど、本紹介のブログサイトとか見ていたら、本を久しぶりに読みたくなって、少しずつ読もうと思っています。


僕が、本を読みだしたのは、前の日記にも書いたけど、挫折をした時で、その時に本屋に立ち寄ったら、たまたま、手にしたのが宮城谷昌光さんの『太公望』でした。
太公望は、マンガの『封神演義』で知っていたのと、太公望が釣りをしていて、周王に会うシーンぐらいしか知らなかったから、偉大な人物は、どんな生き方をしたんだろうと思って買って、食事と寝る以外に、3日ぐらいで一気に読んだのを今でも覚えています。


この『太公望』は、上・中・下巻の3冊あり、長編歴史小説になります。


内容は、中国の歴史で商(殷)の末期の時代の話で、太公望が主人公の小説です。
太公望が子供の頃住んでいた異民族の村が、商(殷)の大国から人狩りに遭い、家族を殺されて、太公望をはじめ6人の幼子の集団がなんとか逃げ延びて、商(殷)受王(紂王)倒すことを誓って、策略などをしながら壮大な遠回りをして周の軍師になって、商(殷)の受王(紂王)倒す話です。


この『太公望』で、教えられたのは、夢だったり、目標だったり、困難だったり、信念や執念や一念などで乗り越えていくというか勝ち超えていくことを教えられました。


この本から、本格的に本を読みだしました。


本は、なかなか更新できないかもしれないけど、少しずつだけど、これから、読書の秋になることだし、音楽以外に、今まで読んだ本と、これから読む本などのことも書いていこうと思っています。


今、久しぶりに『太公望』を読んでいます。


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