久しぶりに本を読もうと思って、家にある読んでない本を読もうかと思っていた時に、Amazonで、久しぶりに本の検索をしていたら、宮城谷昌光さんの『窓辺の風 宮城谷昌光 文学と半生』いう自叙伝があったので、宮城谷昌光さんは好きな作家でもあるし、少しは知っていたけど、具体的には知らなかったので読みたいと思って買って読みました。


この本は、タイトルを見てもわかると思うけど、宮城谷昌光さんの自叙伝が書かれています。
第1章~第3章までに分かれていています。

第1章は、時代の証言者で、宮城谷さんが生まれてから2015年までのことが書いている。
これは、ロング・インタビューを文章にしたみたいです。

第2章は、おまけの記では、時々のエピソードなどを具体的に書いています。
そこには第1章のページが書いてあり、その部分の補足をしています。

第3章は、未発表作品
これは、デビュー前の高校生や大学生や25歳の時に書いた小説が収録されている。


宮城谷昌光さんは、写真やクラシックの音楽が好きなことや競馬や中国古代の勉強だったりしながら、遅咲きの45歳で商業デビューした。

遠回りしたことは、その時はわからなくても全部意味があることだし、無駄はないし、それがあったからこそ力になっているし、活かされていることを学びました。

この自叙伝を通して、いろいろなことを教えられました。



最後に、第2章のおまけの記 2『石の亀』には、


『他人のためになにもしなかった者が、他人になにかをしてもらえるはずがない。』(P101の9行目~10行目まで、抜粋)


という部分が心に残っています。

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